「Firebird」とは厚生労働省標準規格のcloudPDI(HS043)のしくみを使って
インターネット経由で医用画像や医療情報を他施設に高速で安全に提供するサービスです。
医療情報の通信には、医療情報トークン(ISO/TS 22691)を使い、データIDとパスワードを伝えます。
送信側:
送りたいデータと送信先を選択して、送信を指示します。
- データIDと暗号化共通鍵(パスワード)が生成され、医療情報トークンが作成されます。
- データをパスワードで暗号化・分割して、データIDとともにクラウド上のFHIRリポジトリにアップロードします。
- 医療情報トークンを送信先の公開鍵で暗号化し、データとは別の経路で安全に送信先に送ります。
受信側:
- 医療情報トークンを秘密鍵で復号し、データIDとパスワードを取り出します。
- データIDを使ってFHIRリポジトリからデータをダウンロードします。
- パスワードでデータを復号して保存します。
データを院内のシステムにインポートします。