「Firebird」とはインターネットを使って、医療情報を他施設に安全・迅速に提供するサービスです。
医療情報の通信には、医療情報トークン(ISO/TS 22691)を使います。
・Firebirdは日本IHE協会が提唱するcloudPDIのしくみを使ってデータを転送します。
・医療情報トークン(ISO/TS 22691)によってデータIDとパスワードを伝えます。
送信側:
送りたいデータと送信先を選択して、送信を指示します。
- データIDと暗号化共通鍵(パスワード)が生成され、医療情報トークンが作成されます。
- データをパスワードで暗号化して、データIDとともにクラウド上のFHIRリポジトリにアップロードします。
- 医療情報トークンを送信先の公開鍵で暗号化し、データとは別の経路で安全に送信先に送ります。
受信側:
- 医療情報トークンを秘密鍵で復号し、データIDとパスワードを取り出します。
- データIDを使ってFHIRリポジトリからデータをダウンロードします。
- パスワードでデータを復号して保存します。
データを院内のシステムにインポートします。