2905Mのご利用を検討しているお客様からよくいただくご質問

どんな製品ですか?

フィルムデジタイザ2905Mは、フィルム用のイメージスキャナです。

フィルムの画像を読み取ってコンピューターシステムで利用するためのデジタル画像入力装置です。
主にX線フィルムを読み取りの対象としています。

どんな目的で使うものですか?

1 医療用X線フィルムのスキャン

医療用のX線フィルムをスキャンし、デジタル化した画像をコンピューターシステムで利用するために使います(ただし歯科の場合は、パノラマのみに対応しています)。

2 工業用非破壊検査

工業用の非破壊検査に用いられ、例えばガス管、金属の溶接部分、航空機の翼、金属等の生産過程および使用過程の劣化状況などを検査するために使います。

3 文化財などのX線フィルムのスキャン

文化財の出土品などのX線フィルムをスキャンし、デジタル化した画像で、隠し絵や劣化状況を調査するために使います。

どこが優れているのですか?

高画質

画質、とくに階調再現性に優れています。光学濃度4.3(2905HDでは光学濃度4.7)までに対応する広いダイナミックレンジを持っていて、濃い部分の画像もきれいに読み取ることができます。また内部14bits、出力12bits(4096階調・光学濃度にリニア)で豊かな階調を実現します。

高速スキャン

半切フィルム(14"×17")を6秒でスキャンする(200μm、標準モード)ことができます。

スキャン画像のDICOM通信可能

別売のArray AOC(スキャンオプションつき)と組み合わせると、スキャン画像をDICOM通信でイメージサーバーやイメージャに送ることができます。
画像分割機能が組み込まれているので、スキャン画像を複数のコマに分割することもできます。

各種コンピュータ用ソフトウェア付属

各種ビューワつきスキャンアプリケーション、簡易スキャンプログラム、TWAINデータソースなどの各種コンピュータ用ソフトウェアがバンドルされています。

専用アプリケーションソフトウェア

別売のArray AOCの専用スキャンオプションで、次のことが可能です。

  • DICOMイメージサーバへのストア
  • DICOMイメージャを使った等倍・高画質デジタルデュープの作成
  • モアレ低減モードで、グリッドやラスターのある画像のモアレを最小限に抑制

オプションや関連製品はありますか?

オプション、関連製品として、次のものをご用意しています。

オートフィーダー

自動的にフィルムをセットするオプションです。
現在販売している機種AF3は、100枚のフィルムをセットすることができます。サイズの異なるフィルムを混在できます。
詳しくは後述のオートフィーダーに関するご質問と回答をご覧ください。

ロールフィルムアダプタ

ロールフィルムをスキャンするためのアダプタです。
ただしロールフィルムを取り付けた状態では、通常のシートフィルムをスキャンすることはできません。また、ロールフィルム専用のソフトウェアが必要になります。

Array AOC(スキャンオプションつき)

2905Mでの画像スキャン機能を持ったDICOM画像ビューワです。
スキャン画像に患者名などの属性情報(ワークリスト・日本語に対応)を付加してDICOMデータとしてサーバーに送信します。
マルチフレーム画像は自動的に分割できます。
また、DICOMイメージャと接続すると、等倍・高画質のデジタルデュープを簡単に作成できます。
サーバー機能版もご用意しています。

詳しくは、Array AOCの説明をご覧ください。

DICOMサービスクラスは何をサポートしていますか?

別売のArray AOC(スキャンオプションつき)が次のDICOMサービスクラスをサポートしています。

  • dicom Storage SCP / SCU
  • dicom Query & Retrieve SCU
  • dicom Print SCU
  • dicom Modality Worklist Management SCU(オプション)

納期はどのくらいですか?

通常はお客様ご発注後、約2か月です。

保守契約はありますか?

定価の10%で、年間サポート契約をご用意しています。
詳細は営業担当者またはアレイのカスタマーソリューション部までお問い合わせください。

半切フィルム(14"×17")の場合、ピクセル(画素)間隔をどの程度でスキャンし、画像のデータサイズはどのくらいですか?
また、スキャン時間はどのくらいですか?

半切フィルム(14"×17")では、150-200μmがよく使われます。
200μm、ピクセルビット数が12bits、標準モードの場合、画像のデータサイズは約7.8MBで、スキャン時間は約6秒です。
また、150μm、高速モードの場合、画像のデータサイズは約13.4MBで、スキャン時間は約8秒です。

Windowsにもさまざまなバージョンがありますが、どれに対応していますか?

現在販売中のソフトウェアはWinsows XP SP2に対応しています。まもなくWindows Vistaに対応するバージョンを発売します。

PCのインターフェイスは何ですか?

USB2.0です。

普通どれくらいのピクセル間隔(細かさ)でスキャンするのですか?

半切(14"×17")フィルムの場合は、150-200μm、マンモグラフィなどの8"×10" のフィルムでしたら、50-100μm程度でスキャンする場合が多いようです。

オートフィーダーにはサイズの異なるフィルムを混在させることができますか?

現在販売している機種AF3は、異なるサイズのフィルムを混在させて、100枚までまとめてスキャンできます。ただし、次の点にご注意ください。

  • オートフィーダーでは、縦が19cm未満、横が15cm未満のフィルムはスキャンできません。
    パノラマサイズ(15cm×30cm)のフィルムは他のサイズと混在させずに、縦長方向にセットしてスキャンしてください。
  • オートフィーダーを使用すると、フィルムの縦の長さが認識できないため、幅14インチのフィルムはすべて14"×17" と認識されます。
    ただし、使用するソフトによっては、スキャン後に14"×14" と認識して空白部分を切り取る設定もあります。
  • プレスキャンは、オードフィーダでは利用できません。手差しでご使用ください。

画像の濃さが薄いフィルムや濃いフィルムもスキャンできますか?

濃度範囲を0.0-2.0という設定にすれば、画像の濃さが薄いフィルムも階調豊かにスキャンすることができます。
また、濃度範囲を0.0-4.3(2905HDでは4.7)に設定すると、マンモグラフィや工業用のかなり濃いフィルムもスキャンすることができます。

ロールフィルムはスキャンできますか?

オプションのロールフィルムアダプタを取り付けると、ロールフィルムをスキャンすることができます。
ただしロールフィルムアダプタを取り付けた状態では、通常のシートフィルムをスキャンすることはできません。また、ロールフィルム用の特別のソフトウェアが必要になります。
通常のソフトウェアとは機能が異なりますので、詳細は営業担当者またはアレイのカスタマーソリューション部までお問い合わせください。

間接用ロ−ルフィルムに焼き込まれた文字のOCRは可能ですか?

オプションでロールフィルム用数字OCRエンジンをご提供しています。使用できるフォントに制限があります。また、手書きには対応していません。有償でカスタム仕様のOCRもご用意いたします。
詳細は営業担当者またはアレイのカスタマーソリューション部までお問い合わせください。

ペーパーもスキャンできるのですか?

残念ながら、ペーパーをスキャンすることはできません。2905Mは透過型専用に設計されています。

パソコン本体のほかに何が必要ですか?

最近のパソコンの多くが外部インターフェイスとしてUSB2.0を標準装備していますので、2905Mにはそのまま接続できます。ただ、使用環境や読み取る画像のデータサイズによっては、パソコンのメモリの増設が必要となる場合があります。
目的や環境によっても違いますが、最低でも512MB程度のメモリの搭載をお勧めしています。

ドライバや表示ソフトはどこから入手するのですか?

ドライバと簡易表示ソフトはパッケージに含まれています。DICOM通信によるストアやプリントが必要な場合は、オプションのArray AOC Scan Optionを購入してください。

装置のウォーミングアップについて教えて下さい。

2905M本体は、電源投入後約1分で、使用できる状態になります。その後にパソコンを起動すると、通常合計2-3分程度でご使用できる状態になります。

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