アレイ株式会社は、2014年9月16日（火）– 9月20日（土）に横浜産貿ホール「マリネリア」で実施されたIHE-Jコネクタソン2014に参加いたしました。
登録した製品は、Array AOCです。
合格したアクターは、下の表のとおりです。

Array AOC

ドメイン	プロファイル	アクター	オプション
RAD	ARI	Image Display	None
	PDI	Display	None
		Image Display	None
		Portable Media Creator	None
		Portable Media Importer	None
	SWF	Image Display	None
ITI	CT	Time Client	None

プロファイルの正式名称

• Radiology
  ARI：Access to Radiology Information
  IRWF：Import Reconciliation Workflow
  IRWF.b：Import Reconciliation Workflow (Trial Implementation)
  PDI：Portable Data for Imaging
  REM：Radiation Exposure Monitoring
  REM-NM：Radiation Exposure Monitoring for Nuclear Medicine
  SWF：Scheduled Workflow
  SWF.b：Scheduled Workflow.b
• IT Infrastructure
  CT：Consistent Time
  PDQ：Patient Demographics Query
  PDQm：Patient Demographics Query for Mobile

コネクタソンとは…

コネクタソンとは、「コネクト」と「マラソン」をかけ合わせた造語で、医療関連メーカー各社が製品を持ちより、IHEが提唱するガイドラインに適合するかどうかをテストするイベントのことです。

IHE（Integrating the Healthcare Enterprise）は、医療システムの相互通信と医療情報の統合を促進するためにRSNA（北米放射線学会）およびHIMSS（病院情報管理システム学会）によって設置されたプロジェクトです。
日本では、日本IHE協会（IHE-J）として活動しています。

IHEでは、医療機関が行うさまざまな業務を、国際規格であるDICOM*とHL7**などを使って整理し、標準化しています。 この整理・標準化された業務を「統合プロファイル」と呼びます。
コネクタソンでは、各統合プロファイルにもとづいてテストが行われます。

* DICOM（Digital Imaging and Communications in Medicine）は、医用画像の通信や保存に関する規格です。
** HL7（Health Level 7）は、医療機関内の患者、オーダー、財務、予約、人事などの各種情報を円滑に交換するための規格です。

PDI（Portable Data for Imaging）、IRWF（Import Reconciliation WorkFlow）は、統合プロファイルの名称です。
Array AOCのCD/DVD作成機能で作成された診断画像ディスクはPDIに対応しています。Preludio、メディアインポーター機能はIRWFに対応しています。

IHE-Jコネクタソン2014公式サイト